当店の紹介

当店の紹介

 1923年に創業した当店は、太古のロマンあふれる三輪山のふもとで、材木の町 桜井 、素麺の古里 三輪 を活動の拠点として、奈良県内はもちろんの事・近畿各地を営業圏として3代に亘り表具店を営んでまいりました。
 当店では、『自分にとっては沢山の仕事の一つかもしれないが、お客様にとってはたった一つのものである』と言うことをモットーに、丁寧に一生懸命作業をしております。受け取った仕事を当店の店主が手作業で表装するため、仕上げには時間がかかりますが、お客様に満足していただけるよう細心の注意を払っております。
 この道一筋の店主にお任せください!

【 歴代店主紹介】

【 初代 為雄 】

1903年
 4月18日生まれ 卯年 O型
1918年
 15歳で 大阪の竹内表具店にて修業を始める
1921年頃
 白羽表具店に移動
1923年
 若干20歳で 表具師 高梧堂 を開業
1999年
 96歳にて亡くなる

 この頃は、車が無いので、横に襖を積めるように自転車を改造して、配達をしていたらしい。
 本当にそんな事出来るのか、今では考えられない・・・
 ガッツと根性で、顧客を広げ、今の店の原型を作ってくれた。 感謝です。
 世話好きな人だったそうで、奈良県の表具組合の設立にかなり貢献したらしい。 また、地元の恵比須神社の世話役をしたり、町の会長を長らく務めていました。

【 二代目 康人 】

1931年
 6月13日生まれ 未年 O型
1946年頃
 下駄屋に修行に出る
1950年頃
 初代の下で表具師の修行を始める。
 当初は、襖の下地(骨)を作る事が専らで、京都府南部まで出荷していました。
1960年代
 奈良県北部の近鉄不動産による建設ラッシュに上手く乗り、軽トラックの荷台に 100枚くらいの襖を積んで配達した事もざらにあったとの事。また、1枚20万円もする襖の注文も沢山有ったと聞きます。景気が良かったらしい。
1969年
 
12月 職業訓練指導員免許取得
1970年
 
10月 1級 表具技能士 取得
1977年
 大神神社参道沿いに、新店舗兼自宅を建設。 二代目の親父が一生懸命働いてくれたおかげで、三代目の今があると思います。感謝です!
2001年
 引退。

 1980年頃から趣味で拓本を始める。 その関係で日中友好の使節団に入り 中国へ行きました。
拓本関係からの仕事と言うのもかなりあったように思います。
 そのほかの趣味として、詩吟・カラオケ・社交ダンス をやっていました。

【 三代目 俊夫 】

1962年
 1月5日生まれ 寅年で山羊座 O型
1981年
 神戸大学経営学部会計学科入学
 大学では、体育会 合気道部に所属
 神戸市内に下宿し、学問(?)合気道に励む
1984年
 大学卒業と同時に 京都東山にある『野村永昌堂』にて、5年間修行を積む。
 ここで、表具全般(襖・掛け軸・額・屏風・茶室内装等)の基礎を学ぶ。
 またこの頃、茶道を習う 。 資格を取るところまでは行かなかったが、週2回のペースで教えてもらったので、現在も仕事に役立っている。
1989年
 実家である 表具師 高梧堂に帰り 地元に密着した仕事を展開する。また、沢山の古い表具の修復を手がける。
1993年
 1級 表装(表具作業)技能士 取得 銀賞獲得(金賞該当者無し)
1996年
 職業訓練指導員免許取得
2003年
 内装仕上工事業にて建設業の許可を受ける 奈良県知事許可(般-15)第14420号
2005年
 色彩検定 3級合格
2006年
 1級 表装(壁装作業)技能士 取得 銅賞獲得(金・銀賞該当者無し)
2009年
 インターネットにて通販サイトの運営開始。修復の受注も行う。その後 Yahoo店・楽天店の運営も開始する。
2011年
 文化財保存修復学会 会員となる
2013年
 創業90周年を迎え多くのイベントを開催
2015年
 7月1日 三輪のお土産 『三輪の七福素麺』 販売開始

 地域密着という点では、大神神社の氏子青年会である「大美和青年会」に所属し、会長も務めました。またその中の活動として和太鼓にも挑戦し約15年間 各地の祭り・イベント・施設での演奏をさせて頂きました。
 40歳を過ぎてから、息子が習っていた「空手道MAC」に入門し、50歳を過ぎた頃に黒帯を頂戴しました。現在も継続中。
 2012年に初フルマラソンに挑戦。以降毎年数本走るようになりました。2016年奈良マラソンにて 3時間半を切ることが出来ました。
 2018年2月に、念願の 『 別府大分毎日マラソン 』 への出走が決まりました ヽ(^o^)丿
3時間23分22秒 の 自己ベスト達成しました \(^o^)/

コメント

Down Arrow コメントをする
当店の紹介

ドイツ人から、”空手道”と書いた書を掛け軸の表装したものを3本欲しいと言われています。書いてくれる人は見つけて、それを張る掛け軸と機械表装してくれる店を探しています。ドイツ人の要望掛け軸サイズ31cmx115.2㎝ 書のサイズ23.6㎝x58.7㎝です。ピッタリサイズでなくていいですから、貴方が空手をやっておられると聞いて、ドイツ人の立場で彼が喜びそうな掛け軸を選んで見積いただけませんか?

コメントする

名前

URL

コメント

当店の紹介
当店の実績
奈良県桜井市 お礼の品一覧ページはこちら
 なび奈良

奈良県桜井市の大神神社(三輪明神)の参道にお店がある大正12年創業の老舗 高梧堂(こうごどう)嶋岡表具店です。
近くには、邪馬台国卑弥呼の遺跡として有名な纏向遺跡があります。
古くなって傷んだ掛け軸・額・屏風等を1級表装技能士であり文化財保存修復学会会員であるベテラン表具師が責任を持って修理修復します。
又、書画などを掛け軸や額に表装(新調)致します。 大阪京都は出張見積り無料。

カレンダー
  • 今日
  • 定休日

の日は商品の発送はお休みさせて頂きます。
メールの返信やお問い合わせにつきましては、在宅時は対応させて頂きます。

お友達リンク
三輪の地図
あんしんクレジットカード決済システム

表具師店長の日記

嶋岡店長

こんにちは!店長兼表具師の嶋岡です。

京都で修行を積み、この道一筋35年。数々の古い表具の修理修復をしてきました。
お客さん第一で、納得のいってもらえる仕事をモットーとしております。
お気軽に声をお掛けください。
店長日記はこちら >>

下記にメールアドレスを入力し登録ボタンを押して下さい。

変更・解除・お知らせはこちら

ページトップへ