2015年の干支は 乙未( きのとひつじ ) です。
「乙」 は芽が出たものの、なお寒さや障害に遭って屈曲している形を表します。 その為 いかに抵抗力が強くとも、それに屈せず弾力的に、雄々しくやっていくことを意味します。
「未」 は上の短い”一”と”木”から成っていて、”一”は木の上層、つまり枝葉の繁栄・繁茂を表します。 枝葉が繁茂すると暗くなることから、未を”くらい”とも読みます。
「羊」 は、ふわふわとした姿が愛くるしく、昔から 昨年の「馬」と同様に人の生活に身近で貴重な存在でした。 常に群れをなすことから、いつまでも家族が平和で安泰に暮らすことの象徴として、大切にされてきました。 また 良いことを表す 「美」「善」「幸」 と言う文字の成り立ちには、「羊」 が使われており、美しいもの・おめでたいものとしての相を持ち合わせています。
この色紙には、親子の羊の置物が描かれています。