2014年の干支は 甲午( きのえうま ) です。
「甲」は「草木の芽が殻を破って頭を出した象形文字」であり、「旧体制が破れて革新が始まる」という意味。
「午」は十二支の七番目で、方角は南、時刻は午後0時 です。
陰陽の陽の極地。太陽が最も高く上がった状態を示すので、お昼の12時を「正午」と言います。勢いが盛んなので、十二支の動物では馬のイメージを当てはめたと言われています。
「馬」は、人との付き合いが古い動物で、人の役に立ち、大事に扱いました。
そして、『物事が ”うま”くいく (=【九頭馬】)』 『幸運が 駆け込んでくる』などと言われる、縁起のいい動物です。
また、生まれたての子馬は生後1時間程でしっかりと立ち上がり、3時間もしないうちに駆けることができるようになることから、『立ち上がりが早い』 『立身出世の象徴』とも言われています。
この色紙は 葛飾北斎の 富嶽三十六景 隅田川関屋の里 をモチーフにしています。